入力作業等の業務をしている際に簡単なツールがあれば楽になるな、と思うことはありませんか。chatGPTを使ってさくっと生産性を上げるツールをつくってみましょう。
(エクセルで十分ではないか、というツッコミありそうですが事例ということで参考程度に!)
作業効率ブラウザアプリの事例
入力作業といってもいろんな業務がありますね。事例をchatGPTに以下のように提案してもらいました。
プロンプト
業務の作業効率を向上できる簡易的なブラウザアプリを10個提案してください
以下出力です。
以下は、業務の入力作業効率を向上できる簡易的なブラウザアプリの提案です。
1. 「自動入力フォーム」アプリ
頻繁に入力するフォームに事前に入力した内容を保存し、再利用することができるアプリ。
2. 「パスワードマネージャー」アプリ
パスワードを管理するアプリで、ユーザー名やパスワードを入力する必要があるサイトへのアクセスが自動的にできる。
3. 「OCRアプリ」
画像やPDFファイル内の文字を自動的に読み取り、テキスト化するアプリ。
4. 「カレンダー」アプリ
スケジュールを管理するアプリで、タスクの追加や予定の設定ができる。
5. 「チャットアプリ」
チーム内でのコミュニケーションを促進するアプリで、テキストやファイルのやり取りができる。
6. 「自動保存」アプリ
作業中の文章やデータを定期的に自動保存するアプリで、作業中のデータの損失を防止することができる。
7. 「キーボードショートカット」アプリ
頻繁に使用する操作をキーボードショートカットに割り当て、作業のスピードを向上するアプリ。
8. 「単位変換ツール」アプリ
長さ、体積、温度、通貨などの単位を変換することができるアプリ。
9. 「スクリーンショットツール」アプリ
画面のスクリーンショットを撮影し、後から確認や共有ができるアプリ。
10. 「ToDoリスト」アプリ
タスクをリストアップして、優先度や期限を設定し、効率的にタスクを管理できるアプリ。
色々提案してくれました。本記事では、「単位変換ツール」を選択してこれをつくります!
アプリ作成
では早速ブラウザアプリをつくってもらいます。以下プロンプトを送信します。
単位変換ツールのブラウザアプリをつくりたいです。アプリのhtml, javascript, cssを1つのhtmlファイルとして作成してください。
ポイントは、「アプリのhtml, javascript, cssを1つのhtmlファイルとして」のところです。指定がないと、javascirptを別ファイルとして出力することがあります。さくっと動作させたいなら、この指定で1ファイルで動作するコードを出力してもらいましょう。
最後にコードが途切れてしまいました。この際に、「Continue」ボタンを押すことで、続きを出力してくれますが、中途半端な形で出力されることもあり、できればうまく処理単位で出力してもらうとコピペしやすいです。今回の場合、scriptタグ以下を全て出力し直してもらいました。
scriptタグ(javascriptコード) 配下を全て出力してくれました。<html>と<body>タグまでは出力してくれませんでした。
上記のhtmlコードと<script>のコードをメモ帳などに貼り付けて、適当な名前.htmlで保存します。(bodyタグ、htmlタグを最後に追記しなくても動きはします)
ファイルを開きましょう。
非常にシンプルな単位変換ツールができました。
まとめ
コードが中途半端に出力されるのがやや面倒なところはありますが、うまく指示して出力させると不便さは少ないですね。将来的にこの辺りまでAIの出力が改善(またはUIがより使いやすくなる)とAIにコード生成させて、コピペだけでうまく作れるようになりそうですね。
今回は特に要件を指定せずに0からAIにアプリをつくってもらいましたが、細かくやりたいことを伝えたらその通りに作ってくれます。手元で単純な入力作業などを自動化したいときにアプリをつくってもらうと便利かもしれません。
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